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はじめに
トップページは伊能 忠孝（いのう ただたか）の銅像。
上の写真は、彼が１７歳で婿養子に入って、４９歳で隠居するまで家業（問屋業）を
営んでいた家の風景です。（現在の千葉県香取市佐原）
こう見ると、そこそこ良い家の出身みたいに思われますが、彼自身は九十九里浜の
漁師の子供で婿養子に入った家も落ちぶれていて、最初は経営がうまくいかず大変だった
ようですが、彼自身の力で財力を増やしていきました。
彼は４９歳で家督を息子に譲り、本人は隠居。５０歳で江戸に出て、天文学の先生の
ところに入門し、勉強を始めました。
そして、５５歳にして蝦夷地（現在の北海道）の測量に出発したのです。
彼が出発した「４月１９日」は、「最初の一歩の日」または「地図の日」と言われるようになりました。
今でいえば、６０歳で定年になって、それから新しいことを勉強して、６５歳から８１歳まで
歩き回って地図を作ったようなものです。
彼は偉人や天才ではなく、少々好奇心が強くて凝り性な性格。「年齢なんて気にせず新しいことを吸収しながら、働き続ける」、これも楽しい人生を送る一つの方策かも知れません。
ちなみに当社の社名「ファーステップ」は、 『最初の一歩（ Ｆｉｒ ＳＴ ＳＴ ｅｐ ）』 を略した名称で、 みんなの「最初の一歩を応援する」という 気持ちを表したものです。
よく聞かれるのが、人生の最後で「あなたは何に、一番、後悔してますか？」という質問で
一番多い回答が、「行動しなかったこと」という返答のようです。
『最初の一歩』は不安も付き纏いますが、チャレンジすることのドキドキ感、
そして、夢中でやってる時の高揚感、たとえ失敗しても、また、次にチャレンジする。
『最初の一歩』は、誰にでもやってきます。少しでもうまく乗り切って、
次に繋げていけるようになることを願っております。
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